短い一ヶ月でしたが自民圧勝に終わってひと安心ってとこです。
しかし今回自分は自民党の選挙活動に従事してきたのですが、これが選挙活動かと落胆を禁じえませんでした。 自分は福岡10区の西川さんの手伝いをしてきたのですが、実際その活動は政策について論ずるものではなく、あいさつまわりと、自民党県連の後援会へのお願いの電話。果ては電話帳を使っての絨毯爆撃でした。 ついでに言うと作業所で休息の時に公明党の批判をしたら皆さん顔を伏せたよと知り合いの人に言われました。これが県連の人に知られたらやばいよと心配してくれたのですが、心配は非常にありがたいのですがその程度のことを心配しなければならないことに落胆しました。 公明党ってなんじゃいな。創価学会ってそんなにやばいんか。いや、そこまで公明党に忠信を示さないといけないのか自民党。 また西川さんの街頭演説はほぼ終始「小泉改革を止めるな」しか言いません。ボクとしては彼女が国会議員になって何がしたいのかということが非常に大事だと思ったのですが。 西川さんの演説会というのも、結局は県連や市長さんからの応援会でしかなく大変がっかりしました。 しかし応援演説にいらした安倍幹事長、北村弁護士はやはり役者が違い短い時間の中でなんとか自民党の郵政以外の政策のポイントを言っているのは流石だと思いました。 最後の前日には行列を組み、小倉の町を「に~しかわ、に~しかわ」と言いながら練り歩いたのですが、これが票に結びつくのか!これが選挙活動なんだろうか!!と感じました。(この行列は結構どこでもやるらしく、「桃太郎」と言うそうです) 同じ「桃太郎」を前自民党公認である自見さんもやっていました。 これって迷惑ちゃうかな?この程度で集まる票って本当に票としての価値があるのかしら? 期間が一ヶ月ほどしかなかったのですが、声を大にして叫べば票が集まるのだろうかという感想で終わってしまったのは非常に残念です。 もちろん、自民党以外の政党がカスばっかだということはあると思いますけどね。 同地区からの民主党、城井崇さんの方は「桃太郎」をしなかったようですけど。 この人のHPをざっと見るとひどい政策なんて見当たらなく、むしろ西川さんよりもいいんじゃないかと思うのですけどね。 西川さんのほうはHPを持っていないのでどんなことをしているのか見当がつかないだけなんですけどね。 城井崇さんは政策本位で勝負したそうです。残念ながら結果には結びつきませんでした。しかし僕自身はその態度に非常に好感が持てました。 民主党自体が腐ってなければ非常に勝って欲しかった人です。 ボクが何を言いたいのか。選挙ってこんなものなのか。誰も政策なんて知らない。自民党の何が悪いのか、民主党の何が悪いのか、西川さんの政策ビジョンは?城井崇さんの政策はビジョンは? これが政治なんですか。 選挙権を国籍だけに制限をかけるだけでなく一定の何かをくれよ。選挙権を放棄する代わりにその人には減税があるよ~とかさ。こんな茶番につきあってらんねーぜと思った選挙活動でした。 もちろんそうじゃない人がいるよ~と反論する人もいるでしょう。んじゃ「桃太郎」なんかやるんじゃねぇ!電話で絨毯爆撃してんじゃねぇ!電話するにしても自分の政策ビジョンを話せるように作業員の質を高めるとか、木っ端な俺にはわからんが、頼むから印象操作で選挙することはやめてほしい。 知る人がこれ見れば誰が書いてるかばれるな、こりゃ。
by bookread
| 2005-09-12 02:40
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